子供の勉強部屋

×1は大事なのです。

×1は計算しなくてもいい??

4年生で分数を指導するとき・・・

1200円の4分の1はいくらですか? という問題を出すと。

分数の意味を理解している4年生であれば、
1200円を4つに分けた1つ分だから、1200円÷4で300円!と答える生徒がほとんどです。
しかし、意味の上では、1200円を4つに分けた1つ分だから、
1200円÷4×1で300円 としてほしいものです。

『そんなん、おんなじ事やん!』

たしかに、この場合は同じことですが、イデアでは後々の事を考えて

『やかましい! 式に×1を書かへんかったら、バツにする!』
と指導します。
4年生諸君は、不満そうにしています。

さて、高学年になると次のような問題にあたります・・・

44×44−33×33−22×22−11×11
工夫して計算しろ、というと

4×4×11×11、3×3×11×11、2×2×11×11、11×11・・・わかった! 
(16−9−4)×11×11で
363! とする生徒が出てきます

さて何が間違っているのでしょうか??
実は11×11のところに×1が抜けていますね。
4×4×11×11、3×3×11×11、2×2×11×11、1×11×11 と考えて
(16−9−4−1)×11×11 としなければなりません。
これを計算すると
242 と正しい答えを求めることができました。

この1はとっても大事ですね。

数学では、
−(A+B)のかっこを外すと、−A−Bになるのですが、
この時も、−1(A+B)と考えると、すっきりとしますね。

この場合は、1が省略されていると考えるわけです。

かけ算の世界では一見どうでも良いように感じてしまう、×1ですが、
かように大事なものなのです。
きちんと意識してほしいものです。


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