子供の勉強部屋

論理パズルの解き方−その1−

表を使う

あきら、おさむ、ひろしの3人が100m競争をして、その結果について、3人はそれぞれ次のように言っています。ただし2人は本当のことを言っていますが、1人はうそを言っています。
あきら「ぼくは2位です。」
おさむ「ぼくは2位ではありません。」
ひろし「ぼくは3位です。」
これについて、以下の問いに答えなさい。
(1)うそを言っているのはだれですか、名前を答えなさい。
(2)3人の順位を答えなさい。

 意外に大人でも「うっ!」とつまってしまう問題です。頭の中だけで処理するとまちがってしまうかもしれません。このような問題では表を使って考えます。
  まず、あきらがうそを言っている、おさむとひろしは本当のことを言っていると考えます。
  あきらの発言「ぼくは2位です。」がうそなのですから、
  ⇒あきらは2位ではなく、1位もしくは3位であるということになります。
  これを次のように書き込みます。

  おさむの発言「ぼくは2位ではありません。」は本当と考えますので、
  ⇒おさむは2位ではなく。1位もしくは3位であるということになります。
  これを次のように書き込みます。

  ひろしの発言「ぼくは3位です。」は本当と考えますので、
  ⇒ひろしは3位。1位や2位ではないということになります。
  これを次のように書き込みます。

 さてこれでは、2位の人がだれもいなくなったことに気付きますね。つまりあきらの発言はうそではない、ということです。

 次は、おさむがうそを言っている、あきらとひろしは本当のことを言っていると考えると、次のような表になります。

  さてこれでは、1位の人がだれもいなくなったことに気付きますね。つまりおさむの発言はうそではない、ということです。
  どうやら、ひろしの発言がうそのようですね。確認してみます。

 今度はうまくいきそうです。表から、おさむが3位ときまります。同時におさむの1位はありえませんので×とします。

 さらに、ひろしが1位、あきらが2位とわかりますね。

  以上のことから(1)はひろし。(2)は1位-ひろし、2位-あきら、3位おさむ。
  表を使うことで、楽に考えることが出来ましたね。ほっておくと、子どもは頭の中だけで処理しがちです。多少手間でも手を動かして考えることを教えてあげてほしいと思います。

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