子供の勉強部屋

考える力と処理能力

低中学年の処理能力

まず4年生(3年生)レベルの場合の数から問題を1問。

1・2・3・4の4枚のカードから3枚選ぶことにします。選び方は何通りありますか?

実際に選んでみると
1−2−3
1−2−4
1−3−4
2−3−4
の4通りだけです。
5年生くらいになると、この程度の処理はいともかんたんに出来るのですが、
3年生や4年生にこの問題をやらせると、けっこう時間がかかったり、
1−2−3
1−2−4
1−3−4
2−3−4
2−3−1・・・などとダブって選んだりと、けっこう苦戦するテーマです。

もちろん、3枚選ぶのだから、4枚の中から選ばない1枚を選ぶ!と考えて、
1を選ばないとき・・・2−3−4
2を選ばないとき・・・1−3−4
3を選ばないとき・・・1−2−4
4を選ばないとき・・・1−2−3
以上の4通りと考えることもできます。

さて、前者の解法は、子供たちに場合分けという処理能力を要求しています。
そして後者の解法は、発想の逆転=考える力を要求していることがわかります。

イデアでは、まず前者の解法、次に後者の解法を指導していくのですが、
けっこう後者の考え方の方がすんなり頭に入るようです。
しかし前者の解法・・・というよりも処理がなかなか正確にスピーディーにできません。
どこの進学塾においても、算数の指導は「考える力」の養成が主眼です。
いわゆる処理能力のUPは、家庭学習における計算や、授業中にタイムトライアルでやらせる問題演習などに限られてしまうのが現状だと思います。

この処理能力の有無ですが、(経験上)低中学年での学習経験がカギを握っているように感じます。
(もちろん持って生まれたものもあるのかもしれないのですが・・・)
特に小学校における学習だけで過ごしてきた低中学年に、この処理能力の低い子供たちが多いようです。
百マス計算まではいかなくても、毎日、ある程度の計算ドリルをこなしていってほしいと思います。
ただ計算ばかりだと飽きがきますので、目先を変えて数理パズルなどをやってみるのも処理能力UPには有効だと思います。
最近は脳トレブームですから、お父さん方もたまにはちょっとアルコールを控えて、子供と数理パズルのタイムトライアルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
子供の処理能力UP+お父さんの脳トレ+休肝日+子供とのコミュニケーション・・・と一石四鳥です!

<イデアでは、週に1枚〜2枚程度、数理パズルプリントを配布しています。>

戻る