子供の勉強部屋

補習の意義

意味のない補習より、意味のある補習を

両方大事だけど・・・

 イデアでは、意味のない補習はなるべく実施しないようにしています。意味のない補習とは、単に学力未定着の子を集めて指導する補習を言います。意外と思われるかもしれませんが、このような補習の効果は極めて限定的です。(ご父母は往々にしてこれを要求してこられますし、補習をしてくれる塾が良い塾だと思われがちですが・・・)一時的には(指導したテーマに関しては)確かに補習の効果があるかもしれません。しかし、学力未定着の子供たちというのは、そもそも学習の仕方がなっていない、勉強の仕方がわかっていない、勉強のモチベーションが低いといった場合がほとんどです。そこを修正せずに、学力未定着のテーマだけを補習しても、次のテーマでまた同じことがおこってしまいます。もちろん、学力未定着部分が出てくることは誰にでもあります。イデアでは(イデアに限らず多くの進学塾では)それを見越してスパイラルなカリキュラムを組んで、何度も何度も繰り返し学習する体制をとっています。どうしても必要であれば、補習は組まなければなりません。学力未定着の子を集めて実施する補習を否定しているわけではないのです。しかしどうせ時間外に補習を行うのであれば、もっと根本的な解決に至る内容で実施するべきだと考えています。
 意味のある補習のひとつに、懲罰的な補習があります。大量のプリントを渡して『できるまで帰さない』といった内容であれば、モチベーションの低い子供たちが『もう補習にひっかかるのは嫌や〜しっかり勉強しよう〜』と思ってくれる?ような補習になります。あるいは『宿題やり方補習』というものもあります。子供たちに宿題道具一式を持ってこさせて、担当講師の目の前で宿題をやらせます。もちろん宿題内容について講師が教えることが目的ではありません。イデアが指導している宿題のやり方できちんとしているのか? 宿題のやり方が効率的なのかどうか? 子供たちの宿題のやり方をチェックする補習だったのです。
 病気に例えれば、対処療法で自然治癒を待つか?、体質改善で自然治癒力を高めるか?ということになると思いますが、どちらか一方ではなく両方の手立てをバランスよく組み立てることが必要なのでしょうね。
<2010/04/20のWeblogにも同内容で掲載>

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