子供の勉強部屋

わかりにくい解説(泣)で力がついたR君

2010/09/30-WEBLOGと同じ

先日イデアOBのR君と話をしていました。
R君曰く『俺、先生の算数の解説プリントで力をつけたんっすよ』
師曰く『うれしいこと言うてくれるねエ〜』
R君曰く『先生の手書き解説って、懇切丁寧じゃないですよね。とっても不親切なんすよ。』
『・・・た、たしかに、わかりにくいかも・・・』
R君曰く『だから、家で宿題やるときに、先生が書いた解説の式の意味や図の意味を真剣に考えるんすよ。』
『すると、ああそういうことか!とか、そいうことが言いたいわけね!などと見えてくるんっすよ。』
師曰く『俺の手書きの解説がわかりにくいから、力がついたわけね。』
R君曰く『まさにその通りっす。』
『・・・』

 イデアでは算数のプリントや入試問題演習などで、よく手書きの解答解説を配布します。当初(イデアをはじめる以前)は、生徒に配布するために作ったのではありませんでした。指導する際の事前準備として作っていたものを、子供たちに「参考にしたら〜」ということで配布していたのです。当然、子供たちにわかりやすく、誰が見てもわかるように・・・という視点はあまりありませんでした。慧眼のR君が言ったように、手書き解説の『式の意味や図の意味を真剣に考え』てもらうことは狙いとしてありましたが、それを見抜いてくれたOBやご父母は少数派であるかもしれません。
今読んでいる『子どもの国語力は「暗読み」でぐんぐん伸びる』という新書にも、同じような事が書いてありました。
「すぐれた読み手は読みながら不足の情報をキャッチする」が「読むことが苦手な人というのは情報が与えられるのを一方的に待つだけ」だと。
子供たちに考える力・読む力をつけさせるためには、与えすぎ(教えすぎ)てはいけないということなのです。

<土曜日・日曜日に朝9時から夜9時までやってはる大手の塾さんもあります。短期的な(中学受験に合格させるだけが)目標であればそれもいいでしょうが、長い目で見れば与えすぎ(教えすぎ)は・・・正直疑問です。塾で教えてもらうばかりではなく、イデアOBのR君のように、一人で頭を整理する時間が絶対に必要だとイデアでは考えています。>

戻る