子供の勉強部屋

表現力

口頭による表現と文字や図による記述表現力

イデアゼミの授業方針−双方向授業

 イデアゼミにおける授業は、今流行の双方向TV(授業)です。
  講義中心のレクチュアであっても、先生と生徒とのやりとり(言葉のキャッチボール)を中心に授業を組み立てています。大学や予備校の多人数の講義と異なり、イデアは少人数制(数名)ですので、物理的に双方向のやりとりが可能ですし、生徒を積極的に参加させるそのやりとりこそがイデアゼミの授業の本質だと考えています。
  さて、授業における生徒の発言に対して、イデアの講師がよく発するのが、「なんで?」「その意味を説明せよ!」「理由を述べよ!」といった問いかけです。 生徒が間違った内容の解答を発言したときでも、 「わかった。じゃあ〜その答えになる理由を説明せよ!」と。 これらの問いかけに対して、今度は子供たちが答えていきますが、その過程がとても重要なのです。
  まず、子供たちが自分自身で説明しようとすることによって、自分の間違いに気づく場合があります。また、子供たちの説明内容を講師が聞き取ることによって、どこで間違ったのか、何を勘違いしているのか、あるいは根本的にわかっていないとか・・・子供たちの理解度を講師サイドが判断する重要な手がかりとなります。
  もちろん、小学生ですから、なかなか上手に論理立てて説明できる場合はそれほど多くありません。たいていは、イデアの講師サイドで、子供たちが何をいわんとしているのか忖度して、「なるほど、○○だから□□ということだね。」と、生徒全員にわかるように翻訳?してあげます。
  ところが一番困るのは、「なんで?」というこちらの質問に対して、「・・・・」とまったく答えられない子供たちがいることです。 これには、こちらもお手上げ状態になってしまいます。
  まちがっているかもしれない・・・と思ってしゃべることができないのか???
  人前で発表することがはずかしいのか???(TNTも苦手ですが・・・)
  それとも、まったくわかっていないのか???(その場合は、カンで答えました!と言う様に指示しています。) 理由はよくわかりませんが、これではコミュニケーションがストップしてしまいます。 別に正しい答えを要求しているのではないのです。また分かりやすい説明を求めているわけでもないのです。(もちろん、分かりやすく説明していけるようにしたいのですが、小学生にそんなプレゼン能力があるはずもありません。せめてその練習の一助になればと思っているのです。)
  自分の考えている事を他者に伝える能力はとても重要な事だと思います。自分の考えている事を他者に伝えようとする作業自体が、重要な思考トレーニングにもなっているのですから。
  従来、記述とはあまり縁のなかった算数においても、公立中高一貫の洛北の入試問題や、洛星後期の入試問題では高度な記述能力が要求されています。あるいは他の中学校でも、解答用紙に答えだけではなく、考え方や式などを書かせる問題が多くなってきました。
  自分の考えている事を、文字や図などで他者に伝える能力、いわゆる記述表現力は、今後の教育において重要なテーマになっていくことはまちがいありません。 イデアの普段の授業で記述表現力を養成します!・・・なんて事は正直に言って不可能です。(そのための特別な講座が「新傾向問題対策講座」です。)でも口頭のコミュニケーションによる自己表現を促すのは普段の授業でも、あるいはご家庭でも簡単にできることです。
  ですから、イデアの講師からはいつも「なんで!」「理由を述べよ!」攻撃を生徒にあびせているのです。  

戻る