子供の勉強部屋

会話の重要性

普段の子供との会話も意識してください

 先日○年生の授業をはじめようとすると、生徒のG君が
『宿題のノートをやっていたら、新しいノートはもってきたけど、なくなったから、忘れました。』
先生『??? ようわからん! 日本語でしゃべってくれるか?』
『前のノートはなくなったから、新しいノートやねんけど、忘れました。』
先生『??? きちんと考えてしゃべりなさい。もう一度!!』
・・・
  実際は、もうちょっとちがう会話でしたが、正直、再現できません。記憶を頼りにニュアンスで書きました。
 どうやら、このG君、『宿題ノートがいっぱいになったので、途中から新しいノートに宿題をやりました。でも新しいノートは持ってきたけど、いっぱいになった古い宿題ノートを忘れました。』と言いたかったようです。
  他にも
先生『駸駸堂テストはどうやった?』
生徒『微妙・・・』
先生『得意な国語は?』
生徒『最悪・・・』
・・・
といった単語だけのやり取りが多い子供たちもいます。

 人と人とが直接コミュニケートしている会話ですから、多少言葉に不備があっても意思疎通は可能です。ご家庭や塾内など、比較的近しい関係にある人間同士であれば、特に問題は生じないのですが、子供たちが大人になり、実社会での会話や日本人以外の人々との会話などを想定すると、きちんと日ごろから正しく会話できるようにしておく必要があります。正しく会話できない子は、<進学塾レベルの>国語能力に問題がある場合が多いのも事実です。
 よく、日本語はあいまいな言語だから、ということを耳にします。日本語で物事を考えてノーベル賞を取れるわけですから、けっして不完全な言語だとは思いません。十分論理的な言語だと思います。 イデアの授業では、生徒の発言に対してそれが正解であってもなるべく『なんで?』『説明して』と注文をつけます。一つは正しく論理的に考えた上で答えを出しているのかチェックする意味合いと、もう一つは他者にわかりやすく説明することの練習です。このように、イデアでも子供たちの説明能力を意識しているつもりですが、もちろん時間の制約がありますので、毎度毎度はできません。やはりここはご家庭の教育力がモノをいうところです。なるべく小さいうちから、『どうして?』とか『なぜそう思うの?』などと問いかけをしてほしいと思います。疲れて帰ってくるお父さん、家事で忙しいお母さん、なかなか子供にかまってはいられないかもしれませんんが、そういった問いかけを通して、子供たちは論理的に物事を考え、整理して話をする力を身につけていくものだと思いますので、なるべくがんっばってください。

戻る