子供の勉強部屋

『自ら考える』ということの指導

 よく塾の宣伝文句に登場する『自ら考えることができるように指導します。』・・・四条界隈の大手の塾さんは自ら考えることのできる優秀な子供たちばかりを集めて、難問を自らどう正解に導くか?という指導をされていることと思います。これを転じて『自ら考えることができるように指導します。』とおっしゃっているのでしょうね。自ら考えることのできる子供たちを、難問が解けるように指導することなどそれほど難しいことではありません。(たしかに難しい事ですがそれほどおおげさなことではありません。・・・という意味です。)
 今回提起したのは、自ら考えることができない子を自ら考えることができるようすることの難しさなのです。
 さすがに高学年になると少なくなりますが、4年生くらいまでですと、授業中に先生がなげかけた質問に対してよく考えることなく適当に回答(解答)してくるケースが多々あります。たとえば、かけ算を学習しているときであれば、問題文を読まずに文章中に出てくる数字をとにかくかけてしまう生徒がいます。問題をきちんと読んだ上、考えた上での解答であれば、間違っていても納得できるのですが、あきらなかに思考回路を通さずに条件反射で解答しているとしか思えない事例もあります。そういったときは『あんた、考えてしゃべりや〜』と注意はするものの、考えると言うこと自体がわかっていない低・中学年の小学生に、『自ら考えるということはね!・・・』と指導することに絶望感を感じてしまうこともあります。
 ある程度年齢を重ねないと仕方のないことなのかもしれませんが、TVのバラエティクイズ番組などに出ているいわゆる『おばかタレント』の思考回路を見ていると、大人になっているにもかかわらず、なぜ物事を合理的に判断できないのか?と思ってしまいます。年齢を重ねるだけが解決法ではなさそうです。・・・自ら考えることができない子を自ら考えることができるようにする成功法があれば、正直教えてほしいものです。
 おそらくこうすればよい!という手法など存在しないのでしょうね。親御さんや先生などが、あれこれ手を変え品を変え悪戦苦闘していくしかないのだと諦念しています。

<イデアでは大手の塾さんのように入会テストで優秀な生徒さんだけを選抜しているわけではありません。入会テストでは、授業についてこれるかどうか?、現会員生の授業の質を落とさなくてもすむかどうか?を判断させていただいているだけです。よって4年生までで入会テストに完全不合格になるケースはあまりありません。イデアではいろいろなタイプの子供たちがそれぞれに刺激しあいながら学習を進めています。自ら考えることのできない子供さんばかりではありませんので念のため・・・どちらかというと学習レベルは高目ですので、それも念のため・・・(苦笑)>


<2010/08/29のWeblogにも同内容で掲載>

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