子供の勉強部屋

マクロとミクロ

子供は親の思うようには育たぬもの

 今回のお題は、マクロとミクロ。マクロ・・・マクロ経済学(よくわからん)・トロ(それはマグロ!・・・すみませんついボケました。)、ミクロ・・・「ミクロの決死圏」(古い映画ですね。)などの言葉が連想されました。厳密な定義はさておき、マクロ=森を見る=一般論、ミクロ=木を見る=各論、とぐらいに考えさせていただきます。
 本屋さんめぐりをしていますと、どうしても教育関係のコーナーに吸い寄せられてしまうことがあります。雑誌コーナでは、「日経キッズ」やら「アエラWithキッズ」などの特集雑誌が、書籍コーナーには、「中学受験は親が9割」だの「中学受験を成功させる母親はここが違う」だの「下刻上受験」だの、山盛り並べられてあります。若い時分は、そういった本を読んで、いろいろ勉強しようと思うことがありましたが、最近は、まったく食指が動かされません。TNTが不勉強になったわけではなく、理由は以下に↓
 そういった本のほとんどは、マクロの視点で書かれているものが目立ちます。ほとんどが一般論なのです。
一般論曰く:「小さいころから読書経験のある子は語彙力や想像力がゆたか=なので、読書をたくさんさせましょう〜。」
TNT思うに:「我が子(息子NO1・NO2とも)は、本なんて一切読まないんですけど・・・」
一般論曰く:「そういった方は、ご家庭の環境を整えましょう。〜」
TNT思うに:「我が家は、両親そろって本好きで、小さい時から図書館に連れて行ったり、読み聞かせなどもしてきたのですが・・・」
・・・といった具合に、教育に関するマクロな手法=一般論は、しごくごもっともなのですが、それが我が子に当てはまるのか?? 多くのご家庭ではあてはまるのかもしれませんが、多様な個性を持った子供たち、当然あてはまらない子供たちだってたくさんいるはずなのです。
TNTの長い塾屋稼業を通して、一般論はほとんど役に立たない・・・というのが正直なところです。これは一般論が間違っているということではありません。あまりに当たり前すぎて、それができないから講師あるいはご父母が悩んでいるんだという視点が抜け落ちてる・・・という意味です。
結論を申し上げるなら、ご家庭における教育=子育てに、有効な理論や方程式は存在しない!ということです。それぞれの個性に応じて、柔軟に対応していく必要があるのです。
子育て初心者マークの若いご父母の皆様へ・・・いろいろな雑誌や書籍を通した一般論は知っておかれた方が良いとは思いますが、それらを我が子へ無条件に適用されることだけは、お考え直しください。「子供は親の思うようには育たぬもの」という悟りを開いたうえで、子育てに当たってほしいと思います。

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